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「トレーニングをがんばる!」だけじゃ痩せられない理由とは?

僕がダイエットをしようと思ったときに
(以前はボディメイクの知識も経験もなかったので、かっこいいカラダになる=ダイエット=痩せる だと思っていたので、とりあえずダイエットしなきゃ!って感じでした)
まず取り組んだことは食事制限でした。

太るメカニズムを徹底的に調べ、一番いいと思ったのが糖質制限だったため、
結構ハード目な糖質制限をおこないました。

そして、次にやったことは

「とりあえずフィットネスジムに入会しよう!」

でした。
食事制限である程度結果は出たのですが(体重的には)、ある所から体重が減らなくなってきたので、
何か次の打開策はないかといろいろ考えましたが、
その時僕は、ネットでいろいろなことを調べてはいましたが、何の生きた知識もなかったため

「もう食事制限で減らせる限界なんだろう・・もう運動を始めるしかない!」

ということで、とりあえずジムに入会することにしたわけです。

僕は「思い立ったらとりあえずやってみる!」という性格なので、すぐ行動してしまいがちなのですが、
ジムへの入会にはこんな3つの思惑がありました。それは

・ジムへ入会すれば、お金を払っているし、嫌でも通うようになるんじゃないか
・ジムへ入会すれば、トレーナーもいるし、機材もそろっているから、苦手なメニューもやりやすいんじゃないか
・ジムへ入会すれば、何をすればいいのか、だれかが教えてくれるんじゃないか

この3つです。

後々いろんな方と話をしていて気づいたんですが、
コレ結構みんな思っているみたいですね。
フィットネス・トレーニングジムじゃないにしても、ヨガとかピラティスとかも結局はダイエット目的だったりする方が多いので、同じような動機で入会している方がとても多いです。

でも、この思惑は見事に、というか簡単に打ち砕かれます。

まず

・ジムへ入会すれば、お金を払っているし、嫌でも通うようになるんじゃないか

→なりません。最初の1か月続けば良い方です。お金を払っている罪悪感からがんばっていってみたりしますが、継続のモチベーションに変わることはありません。

・ジムへ入会すれば、トレーナーもいるし、機材もそろっているから、苦手なメニューもやりやすいんじゃないか

→これはほぼ間違いです。正確に言うとジムによるんですが、ほとんどのジムのトレーナーはパーソナルトレーナーなので、個人的にメニューを組んだり、教えてくれたりなんてことはほとんどしてくれません。もししてくれるジムがあって、近隣のジムと会費が変わらないのであれば、超いいジムかもしれません。
確かに機材はそろっていますが、使い方にはコツがあります。そのコツをつかんでトレーニングしないと効果がほとんどない場合もあるので、根本的に苦手なメニュー(苦手部位のトレーニング)の克服ができるというわけではありません。

・ジムへ入会すれば、何をすればいいのか、だれかが教えてくれるんじゃないか

→上の「・ジムへ入会すれば、トレーナーもいるし、機材もそろっているから、苦手なメニューもやりやすいんじゃないか」の解説にも書きましたが、その教えてくれるだろうと期待している「誰か」=トレーナーはパーソナルトレーナーさんなので、個人的にコーチングする場合は有料です。中には親切丁寧に教えてくださる方が稀にいたり、初回のみ教えてくれるなんてこともありますが、毎回教えてくれたりはしません。もちろんお金を払えばたくさんをしえてくれますが、1時間5000円くらいが相場なので、結構お金がかかります。
なので結論、無料で何をすればいいのか親切に毎回教えてくれる「誰か」というのは存在しないんです。

といった具合に、初めて3~4回も通うとこのことに気づくことになります。
とりあえずやってみた、機材もある・・のに

「何をしたらいいのかわからない」

んですね。

ここでめんどくさくなって退会してしまう人がほとんどです。
実際にジムに勤めている友人に聞きましたが、多くの方が入会6か月以内に退会するそうです。

とはいえ、なんとかジムを退会せずに残って頑張れているとしましょう。
正直それだけですごいことなので(ほとんどの人が辞めていくので)、
そのモチベーションはどんな状況にせよ素晴らしいと思います。

でも、効果出てますか?

効果というのは、体重じゃなくて、見た目です。

かっこいいカラダに近づけてますか?ってことです。

ここで「はい」と答えられる方はめちゃめちゃすごい人です。
自分で行動して、考え、結果を出せる人です。
コレができる方は、パーソナルトレーナーは必要ありませんし、
僕のブログを読む必要もないと思います。

しかし、たぶん9割以上の方が「いいえ」と答えます。
「はい」と答えられる方に会ったことがありません。

なんとかモチベーションを維持し、頑張ってジム通いを継続できているのにもかかわらず、
ほとんどの方は、効果が出ないんですね。

トレーニングを頑張っているのにもかかわらず効果が出ない理由は3つあります。

1、食生活が間違っている

2、トレーニングが間違っている

3、有酸素運動ばかりしている

逆を返せば、
正しい食生活をして、正しいトレーニングをし、正しく有酸素運動を取り入れていれば
間違いなく効果がでます。
それでは、1つずつ解説していきますね。

1、食生活が間違っている

ダイエットやボディメイクを始めた方のほとんどが、ここを間違えていて効果が出ません。

僕もそうでしたが、まず

「運動しなきゃ!!」って思ってしまいます。
しかも、運動さえすれば大丈夫なんじゃないかと思ってさえいます。

毎日30分走るようにしよう!
みたいな具合にやることを決めて取り組むわけですが、
そもそも30分走って消費できるカロリーなんて200キロカロリーあるかないか程度です。

ごはん1膳分くらいです。

人によるのかもしれませんが、毎日30分走るって結構大変です。
最初の3日くらいは続きますが、毎日となるとなかなか難しいはずです。

でもよく考えてください、消費カロリーはごはん1膳分なんですよね?

それなら毎日ごはん1膳分抜いたほうが楽じゃないですか?

毎食ではなく、1日で1膳分ですので、
例えばランチは外食で、いつもごはん大盛にしている方は普通盛にしてください。
これで約1膳分くらいですので、それだけでいいんです。

これだけで毎晩、仕事から疲れて帰ってきて、一息つきたいところを我慢して
ランニングウェアに着替えて30分走ることと
カロリー的にはおんなじなんです。

逆に、毎晩30分頑張って走ったとしましょう。
結構疲れます。おなかもすきます。
ちゃんと走り切った達成感もあります。

家に帰って夕食を食べるわけですが、いつもより1膳多くご飯を食べてしまいました。
ビールでもいいです。500ml飲んだとしましょう。ごはん1膳分以上のカロリーです。

さっき走った分はパーです。
走った後にビールを500ml飲むことが日課になってしまっていたとしたら、
むしろちゃんとマイナスです。

もちろん、ご飯やビールを我慢するより走る方が楽!!という方もいますので、
否定したいわけじゃありませんが、
僕は絶対食事を正しく整えることの方がラクだと思っていますし、
食事を正しく整えて、運動もできるようになれば倍速で効果が出ることになるので

まずは食事を正しく摂ることをお勧めしています。

2、トレーニングが間違っている

ボディメイクをするうえで、トレーニングはとても大切です。
やらないよりは絶対に、とりあえずやってみた方がいいです。

しかし、とりあえずやればなんでもいいかというと
必ずしもそうではありません。

トレーニングは実に奥が深く、
姿勢や動かし方を少し変える(間違える)だけで、使う筋肉が変わります。

かっこいいカラダを手に入れるためには、
かっこ悪い部位をかっこよくする必要があります。

カラダのバランスを見て、目標とするからだと比べて何が足りないかを把握し、
その部位を一つずつしっかり鍛えていくことが大切です。

例えば、胸板が薄い方、肋骨が透けて見えるような洗濯板のような体系の方がいるとします。
(以前の僕です。笑)

大胸筋を鍛えたいのでとりあえずベンチプレスを取り入れることにしました。

多少間違えていても大胸筋は大きくなりますが、
少し間違えるだけで、トレーニングの負荷は、三角筋や上腕三頭筋へ逃げてしまいます。

しかも、本能的に人体はラクな方へ逃げる習性があるので、
自分の中で強い筋肉で辛さを補おうとします。

こうなると、本当にきかせたい大胸筋にばっちり聞かせることができず、
効かせなくてもよい他の部位にも効いてしまい、イメージ通りにボディメイクできなくなってしまいます。

得意な部位(強い部位)はすでに大きい部位なので、大きいところがさらに大きくなり、
バランスが悪くなり、アンバランスでかっこ悪いカラダになってしまうことだってあります。

3、有酸素運動ばかりしている

ダイエットと聞くと
「今日から走る!!」と意気込む方も多く見かけます。

確かに、走ることは歩くことよりも時間当たりの消費カロリーは多いので、
カロリー消費の観点では効果的な一面もあります。

しかし、ちょっと思い出してみてください。

オリンピックなどに出場するマラソンランナーたちの中に、
体つきがかっこいい人っていなくないですか?

言い方が悪いかもしれませんが、
結構みんな細いなーと思います。

でも、その体系が悪いというわけではなく、
マラソンという長距離を走る競技においてはとても理にかなった体系なので、
マラソンの競技者としては理想体型と言えます。

ではなぜマラソンランナーは「細く」なってしまうかというと、
まず一つ目は、余計な体重がつかなくなってしまうからです。

ここでいう「余計な体重」というのは脂肪だけではなく、
筋肉も入ります。
以前のブログで書いたように、筋肉は脂肪の2倍の重さがあります。
カラダが重たいよりは、軽い方がラクに走れますので、
長距離を走り抜くカラダになるために、カラダは余分な筋肉も落としてしまいます。

クルマを例にもう少し解説すると

フェラーリのようなスポーツカーは、エンジンの排気量が大きく、とてもスピードが出ます。
エンジンは筋肉だと思ってください。
エンジンの排気量が大きいということは、当然エンジン自体も大きくなるので、当然重くなります。
また、ガソリンも大量に消費します。ガソリンは人間でいうとカロリーです。

例えば、同じ量のガソリンを積んでいる2台の車があったとします、
1台はフェラーリです。
フェラーリは加速がとてもよく、最高速度も素晴らしいものです。
しかし、そのスピードはいつまでも続かず、すぐにガソリンが切れてしまいます。

もう1台は超低燃費の軽自動車です。
軽自動車は加速は良くないし、最高速度もそれほど出ません。
しかし、そこそこのスピードで、フェラーリの何倍も長く走り続けることができます。

お分かりかと思いますが、
フェラーリは短距離選手、軽自動車は長距離選手ということです。

長距離選手に、最高速度やすばらしい加速はあまり必要ではありませんので、
長距離を走りぬくために必要な筋肉以外は落ちていくことになります。

カラダはとても賢いので、環境に順応しようとします。
様々な動物が環境に合わせて進化してきたのと同じように、
短いスパンで、小さな進化をカラダは繰り返しています。

話を戻しますが、
ダイエットをしようとして「走る」というのは間違っているわけではありません。

しかし、「走る」ことだけを続けていると、
カラダは、その環境に順応しようとします。

「最近毎日かなり走っているな・・食べる量は変わってないみたいだし、急にエネルギー切れを起こさないためにもエネルギー節約モードに切り替えながら、いらない筋肉は減らしていこう」

となるんです。
そうするとどうなるかというと、

走り始めた頃と同じスピードで同じ距離を走っても、使うカロリーは少なくて済む
ようになり、さらには

走ることに必要ない筋肉はどんどん減っていく
ということになるんです。

有酸素運動の継続は、確かに体重を減らすことに関しては超優秀だと思います。
が、以前からお話ししているように、

体重を減らすだけでは、かっこいいカラダにはなれません。
カラダが省エネモードに切り替わらないように、走る頻度を調整しながら、
筋トレも行い、筋肉を落とさないようにする必要があるんです。

 

以上の3つが「トレーニング」を頑張っていても効果が出ないという方に多い間違いです。

どうせトレーニングをするのなら、しっかりと効果を出して、
かっこいいカラダになりたいですよね?

このブログで、かっこいいカラダになるために必要なことをしっかりお伝えしていきますので、
正しくトレーニングをして、一緒にしっかりと効果を出していきましょう。

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