はまトレ

さて今回はプロテインシリーズ第3弾です。

日本では本当にプロテインが正しく理解されていません。
自分は小さいころ、プロテイン＝ドーピング？とすら思っていました。
ここまで行くと極端すぎますが、
プロテインてなんかちょっと手の出しずらいもの、
なんならマッチョたちが飲むもので、素人が簡単に手出しできるものではないような気がする人は多いようです。

自分が勘違いしまくっていたことも含め、プロテインがいかにまだまだ日本人に浸透していなく、
間違った捉えられ方をしているのかということがわかります。

前回の記事でお話しした通り、プロテインはただのサプリメントにすぎません。

だから、もちろんドーピングではありません。
(この勘違いをしていたのは僕だけでしょうか？笑)

そして、プロテインを正しく理解していない人達の中で
特に女性から多く聞かれる質問の中にこんなものがあります

「プロテイン飲むと太るんでしょ？」

「プロテイン飲むと筋肉質(マッチョ)になるんだよね？」

プロテイン＝マッチョ

正直以前は僕もそう思っていたところがあるのですが、
結論から言うと、

プロテインを飲んだからマッチョになったり太ったりすることはありません

前回の記事を読んでいただいている方はなんとなくお判りだと思いますが、
プロテインはマッチョになる薬なんかではなく
ただのタンパク質の塊です。タンパク質サプリメントです。

もちろん、タンパク質をしっかり摂取して、しっかりトレーニングすれば
マッチョになることも可能ですが、
タンパク質をしっかり摂取しただけでは、当たり前ですがマッチョにはなりませんよね？

というか、もしタンパク質さえしっかりとっていればマッチョになれるのであれば、
プロテインさえ飲んでいればいいわけですから、みんなマッチョに簡単になれてしまいます。

そんなわけないので、タンパク質をしっかりとったかといってマッチョには直結しません。

だから、「プロテインを飲むとマッチョになる」なんてことはありません。
たぶん以前の僕のように全く無知の人が
想像で広げたデマなんでしょう。それこそ小学生とかがノリで広めたレベルなんじゃないかと。

「じゃあプロテインを飲んでも太らないんですね？」

といわれると、そこはグレーゾーンです。
というのも、プロテインを飲んだことが太ることに直結することはないのですが、
一応タンパク質にもカロリーはあるので、
太る原因にならないというわけではないということです。

まず、タンパク質が脂肪に変化するということはありません。
そして、僕は経験上、
タンパク質のエネルギーと脂質のエネルギーから優先的に消費されるんじゃないかと思っています。

これは僕の推測なんですが、
タンパク質と脂質の方が糖質よりもエネルギーとして使うのが難しい(分解に手間がかかる)ので、
先に手間のかかる方から処理をしていくんじゃないかなと思っています。

簡単にエネルギーとして使える糖質は、手間がかからないので消費を後回しにします。

まずタンパク質と脂質から得られるカロリーを利用し、最後に糖質のカロリーを使うので、
必ず余るのは糖質のカロリーということになります。

体内に蓄えられる脂肪は、元は糖質で、
消費されずに余った糖質が体内で脂肪に変換されて蓄積されます。

なので、タンパク質をとりすぎること(プロテインを飲むこと)自体が直接的に
太る(脂肪を蓄える)ということはありませんが、
カロリーを持っているタンパク質を多くとることで、糖質が体内で余りやすくなってしまい
結果太ってしまうことはあるかもしれないということです。

だからグレーゾーンなんです。

でも、前回の記事で説明をした際のような一般的な食事量に加えて
おススメしているプロテインの量を飲むくらいでは
まず糖質が余ることはありませんので安心してください。

むしろ僕のオススメする方法なら、
少し糖質が足りないかな？くらいの状態なはずなので
着実に脂肪は減ります。

プロテインを飲んでもちゃんと痩せる、
ダイエット・ボディメイクの効果は出るってことですね。

とにかくかっこいいカラダになるには食生活がとても大切です。
トレーニングより大切なんです。

前回の記事でおススメしたタンパク質の接種目安量に足りない人は
肉や魚をもっと食べて補うか、プロテインで補うかしかありませんので、
間違った噂などは気にせず、しっかりタンパク質をとってくださいね。