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体脂肪には燃える順番があった!

僕がボディメイクについて興味を持ち始めたのは4年くらい前からです。

キッカケは、大好きなフットサルを久しぶりにやったときに
驚くほど動けなくなっていた事でした。

具体的にどんな状態だったかというと、

・走ると足がついてこない
・走ると足がもつれて転ぶ
・とにかくすぐ疲れる
・ボールが足につかない
・トラップしたはずがボールが離れる
・イメージ通りに足が動かない
・イメージより2歩ぐらい動きが遅れる

こんな感じです。
もう、本当にショックでした。もう少し動けると思っていたので、へこみました。
フットサルを楽しめるような体力レベルではなくなっていたんですね。

まず運動不足の解消から着手して、いろいろやってみるわけですが、
途中で一つの疑問がわいてきました。

「なかなかおなかの脂肪が落ちないんだけどなんでだろ?」

そうなんです。
おなかについた脂肪ってなかなか落ちないんですよね。
体重は減ってるし、おなか回りもすっきりしてきたはずなのに、おなかのぷよぷよが取れない・・

「そういうもんです。」

と言ってしまえばそれまでなんですが、
なんで「そういうもん」なのかが気になって仕方がなかったので、
調べまくってみたんですね。

そうすると、
やっぱりちゃんと理由があるし、そこそこ解明されているんですね。
学者さんたちに感謝です。

まず、なんで「おなかの脂肪は落ちづらいのか」についてお話ししますが、
それを語るにはポイントが2つあります。

①おなかに脂肪がつく理由

②脂肪には燃える順番がある

この2つです。

 

①おなかに脂肪がつく理由

まず「おなかに脂肪がつく理由」についてお話ししますが、
そこで最初に考えてみてほしいことがあります。

「死ぬってどういう状態でしょうか?」

突然なんやねんって感じですが、大事なことなので許してください。笑

「死ぬ」ってどういう状況かというと、2つの状況に分けられます。

・脳死
・心肺停止

この2つです。
人間の定義でいうと正確には「心肺停止」は死亡とみなさないのですが、
動物的には「心肺停止」は立派な死亡状態です。

脳死っていうのはそのまんまですが、「脳」が「機能停止した」状態です。

脳死=死亡
みたいなところがあるので、脳を死なせないことをカラダは最優先で考えます。
だから、脳は頭がい骨という鎧でがっちり守られていますよね?
脳をやられたら終わりなので、頭がい骨のない動物はいません。

次に、心肺停止ですが、
これも読んで字のごとく「心臓」と「肺」が「機能停止した」状態です。

先ほどの脳死と同じく、ここも守りたいですよね。
なので「肋骨」があります。
が、肺が大きくなったり小さくなったりしなくてはならないので、
頭がい骨ほどがっちりガードではないです。
とはいえカラダの中ではなかなか防御力高めです。

死ぬことに直結する部分は防御力高いです。
しかし、死ぬことに直結とはいかないけど守らないとやばい部分、ありますよね?

そう「内臓」です。肝臓とか胃とか腎臓とかとかです。

でも内臓の周りって骨でガードはされていません。
これは動物全部そうですよね。

でも守りたいわけです。
何から守りたいかというと
「衝撃」と「冷え」です。

そこで必要なのは
「衝撃を和らげてくれて、保温性の高い材質の何か」
をおなか回りに蓄えることということになります。

はい、もうおわかりのとおり「脂肪」が適任です。

・やわらかいので衝撃を和らげてくれる

・脂肪は熱を通しにくく逃がしにくい

こんな最適な素材を体内生成して貯められるんですから、
使わない手はないというわけです。

なので、

「おなかに脂肪がたまる」

というわけなんですね。
生命維持プログラム上そうなってしまっているんです。

 

②脂肪には燃える順番がある

はい、この記事の本題に入ろうと思います。
脂肪が燃える順番についてです。

結論から言うと

・血中脂肪

・内臓脂肪

・皮下脂肪(おなか周りの脂肪)

という順番です。

血中脂肪というのは、
血の中にふわふわ漂っている小さな死亡の粒みたいな感じです。

内臓脂肪は、
内臓の周りにくっつく脂肪です。
これは本来内臓を守るため(衝撃や冷えから)につくわけですが、
付きすぎると下手したら死ぬこともあります(直接的な原因ではないですが)。

皮下脂肪は、
体全体につく脂肪で、太っている人の体の表面がふわふわしているのはコレが原因です。

そして、蓄える順番も同じです。

・血中脂肪

・内臓脂肪

・皮下脂肪(おなか周りの脂肪)

この順番になっています。

メカニズムを説明すると、

 

まず食べ物を食べます。

そうすると、胃やらなんやらで消化されます。
そして小さな栄養成分となり体内に吸収されます。

その栄養成分の中の「糖質」は血液中に吸収され、
体を動かすためのエネルギーとして使われます。

が、使われずに余った「糖質」は「糖質」のまま保管しておくことができませんので、
「脂肪」に変換して保管しようとします。

大量でなければ血液中にも「脂肪」を流しておけるので、
すぐにエネルギーとして使えるように血液中に流しておきます。
血液は体全体に流れているので、効率がいいんですね。

それでも「糖質」が余ってしまったとしましょう。
これ以上血液中には流しておくことができません。
脂で血液がベタベタになり、血管が詰まっちゃうと死んじゃうかもしれないので
これ以上は危険です。

そこで、どうせなら内臓を守るのに使おう!

ということで
内臓の周りに蓄えることにするんですね。
これが「内臓脂肪」が増加した瞬間です。

それでも「糖質」が余ってしまいました。
これ以上内蔵の周りに脂肪を付けてしまうと、
内臓の動きが悪くなり負担がかかってしまいますので。

さて最終手段です。

人間は「皮」の内側に脂肪を蓄えることのできる細胞を持っています。
この蓄えられる量は個人差が大きく、
太りやすい人は蓄えられる量が多いようです。

これは遺伝による影響がかなり大きいそうです。

その、脂肪を蓄えられる細胞の中に脂肪をしまっていくことになります。
皮下脂肪の完成ですね。

 

もちろん、内臓脂肪や皮下脂肪は誰にでもついていて、
全くついていないなんてことはありませんし、できません。

以前のブログでもお話しした通り、
カラダは生命維持をしなくてはならないので、急なエネルギー切れに備えます。
そのため、脂肪は基本的に必ずつきます。

でも、すぐにガリガリの人にすぐに皮下脂肪がついたりすることはありませんし、

太っている人がすぐに皮下脂肪から落とせるなんてこともありません。

ちゃんと脂肪のつき方には順番があるんですね。

まず血中脂肪になって、内臓脂肪になります。
そして、最後に皮下脂肪になる。ということですね。

燃やす時も同じで、
血中脂肪から使って、次に内臓脂肪、最後に皮下脂肪を使います。

皮下脂肪から使う方法はないの?!
って思いますよね。
残念ですがありません。生命維持プログラムでそう決まっていますので。

だから一つずつクリアしていくしかないんですね。

まず血中脂肪を空にする!
そうすることでやっと内臓脂肪を使うことができます。

そして、内臓脂肪を使う!
かといって内臓脂肪がゼロになるまで使い切るということはないので
(なんで使い切らないのか?みたいな細かい部分は解明されていないことが多いです。個人差がかなり大きいことも影響しているようですね。)
使える限界まで内臓脂肪を使い切ります。

やっと皮下脂肪を使えます!
これでやっと外見的な脂肪が減ることになるんですね。

要は、簡単に痩せるなんて無理ですよってことです。

前も言いましたが、簡単に痩せられる方法があれば、
それは危険な行為ですし、

そんなサプリメントが実在するのなら、
それは「毒物」です。

そんな甘い誘惑に騙されないでください。
というか、そんな甘い誘惑にのっているようでは、ボディメイクなんて成功しませんよ。

 

でも安心してください、
ちゃんとメカニズムを理解して、ボディメイクに取り組めば必ず効果が出ます。

絶対です。
理由は簡単です。生命維持プログラムという変えられないルールにのっとっているからです。
遺伝子レベルでそうなるように決まっているんだから、
結果が出るに決まっていますよね。

とはいえ最初からガチガチの食事制限や、激しいトレーニングなんて普通出来ません。
逆に、できる!という方は僕のブログじゃなくて、
他のプロビルダーさんのパーソナルを受けてください。

死ぬほどつらい(毎回吐くほど追い込みます)ですが、
効果は抜群です。

僕はそんなトレーニングや食事制限はしたくありませんでした。
まず食べたり飲んだりが大好きなので、好きなものが食べれないなんてのは苦痛過ぎました。

トレーニングも吐くほど追い込むなんて、プロじゃねーんだしいやだよって話でした。

だから、ぼくのお教えする方法は、

ガチガチの食事制限も、激しいトレーニングもやりません。

が、大切なことがあります。それは

「ちゃんと言われた通り継続すること」

です。でも、人間そんなによくできていないので、
「今日はいいか。」みたいな日もあると思います(もちろんない方が効果は出ますが)。

なので、それも踏まえてボディメイクプログラムを伝授しています。

一番大事なのはゴール設定ですが、
次に大事なのは、

「ちゃんと続けていくこと」

です。
ちなみに、僕の方法だと

2週間で4キロ前後はみんな落ちています。
(1週間で1~3キロくらい)

でもこれで終わりでは何の意味もないので、
ゴールまではそれなりに努力が必要です。

簡単に手に入るものなんてありませんが、
僕の方法は比較的無理なくできるように考えてやっていますので
簡単だったと言ってもらえることがほとんどです。

さて今回は「脂肪の燃える順番」についてお話ししました。
長くなりすぎても疲れると思うのでこの辺で。

それでは

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