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本当にあなたは「痩せたい」んですか?

日ごろからボディメイクボディメイク言っているとよく言われるシリーズの一つ

「痩せたいんだけどどうしたらいいですかね?!」

きましたコレ。笑

たぶんダイエット成功者やボディメイク経験者で結果出てる人達は
必ずと言っていいほど聞かれたことがある鉄板質問ワードです。

飲み会とか行くとほぼ100%聞かれるやつですし、中にはこの質問をされることを嫌がるダイエット成功者やボディメイク経験者も多くいるようです。
実際僕の周りのプロトレーナーやボディメイク系の大会出場者や優勝者などと話をしていると、
あるあるネタのように「あれめんどくさいよねー。笑」みたいに話題になることもよくあります。

ちょっと残念に思うこともありますが、
なんとなくその気持ちもわかるような気がします。

なぜなら彼らはその道のプロです。その道を極めるために日々本気で努力をしています。

その本気の努力の結晶である
「経験からくる上質な情報」は日ごろから必死になって集めた
「生きた財産」のようなものです。

それを、なんだか気軽に得ようとされているような雰囲気を出されると、
いい気持ちでない方もいて当然だろうなと思います。

実際僕も超初心者時代に、ある大会の優勝者の方に気軽に質問して少し嫌な顔をされたことがあります。
(ちなみにその方とは今現在は大変仲良くさせていただいております♪)

でも、質問している側にやる気がないかというと、そうではないケースもあります。
僕がその優勝者に質問した時「やる気がなく気軽に」聞いたのか?というと
そんなことはありません。
その時の自分の中でのMAXモチベーションで本気で質問したつもりです。
ちょっと気軽な感じで聞いてしまったのは事実かもしれませんが。。

でも僕はその時気軽に質問しておいてよかったと心から思っています。
もちろん、アドバイスを全くもらえなかったわけではありませんでしたので、
(優勝者クラスの方からしたら当たり前の、ちょっとしたアドバイスだったのかもしれませんが)
超初心者からしたら「目からうろこな情報」だったりしたわけです。

なにを言いたいかというと、行動を起こすという意味では
「とりあえず聞いてみる!」
というのはとても大切なことだということです。

実際、その優勝者の方から頂いた情報を実践してみると、
今まで効かせることができていなかった「肩」のトレーニングで、露骨に筋肉痛が出るようになりました。

しかし、じゃあ何でもいいから行動してみればいいのか?
というと、もちろんそんなことはありません。

例えばこんな感じです。

あなたは旅行で北海道へ行くことを決めました。
さてどうしましょう?

まず北海道に行きたいなら、北海道行きの飛行機に乗らなくてはなりません。
しかしあなたは北海道行きの飛行機がどこから出ているのか知らないとします。

そしたら身近にいる人の中から知ってそうな人を探し(航空会社に勤めている人とか詳しい人とか)
「北海道に行きたいんだけど、飛行機ってどこから出ているの?」と質問します。

そして、飛行機の出ている場所を教えてもらい、そこから飛行機に乗る手段を見つけ出し、飛行機に乗り
北海道へ向かうわけです。

一見、これで良さそうな感じがしますよね?
いきたいと思っていた北海道についたんだからいいんじゃないの?ということですね。

でも僕が今回のブログでお伝えしたいことはちょっと違うんです。

「本当に北海道に行きたかったんですか?」

中には、「とにかく北海道という地に足を踏み入れたいんだよ!」という人もいるかもしれません。
でもそんな方は超稀です。ほとんどの方は

「最上級のウニを腹いっぱい食べたいな!そしたら北海道でしょ!」

「本場の旭川ラーメン食べてみたいなー。とりあえず北海道行くか!」

「旭川動物園に行きたい!北海道だっけ?行こう!」

みたいな感じじゃないですか?
前回のブログでもお話ししていますが、
この場合の「北海道に行く」は「ゴール」ではなくまだ「手段」なんです。

 

ここで本題に戻りますが、

「あなたは本当に痩せたいんですか?」

この質問には実は2つの意味があります。
1つ目は今上記で説明をしている通り

「北海道に行きたいんです!」←ほとんどの方がここを「ゴール」だと勘違いしている

「ところで北海道に行きたいのはなんでなんですか?」

「利尻でうに丼をおなか一杯食べたいからです!」←こっちが「ゴール」!!

というようにゴール設定を間違えてしまっていて、目的や課題を明確に捉えられていないということです。
要するに、

「痩せたい」のはなんでですか?ってことですね。

「痩せたい」→なんで?→「太っているから」→痩せるとどうなるの?→「細くなる」
→細くなると何が良いの?→「今よりかっこよく(かわいく)なる」→てことはかっこよく(かわいく)なりたいってこと?
→「はい、かっこよく(かわいく)なりたいんです」

なるほどね。ってことです。
じゃあ、「痩せる方法」よりも「かっこよく(かわいく)なるにはどうしたらいいかを考えよう!」

そうすると意外と、「痩せる」ことは必要なかったりするんですね。

前回書いたブログで「ゴール設定の大切さとやり方」については詳細を記載しているので、
まだ読んでいない方はぜひこちらもどうぞ。

さて、「あなたは本当に痩せたいんですか?」の質問の意味2つ目です。

それは、「痩せる」って意味をどういう風に理解していますか?ってことです。

今までの経験上、90%くらいの人が

「体重を今より減らすこと」

と答えます。そして、そのほとんどの人が、

体重を減らす=体脂肪を減らす

だと思っています。
この考え方は1/3くらい正解ですが、2/3くらい間違っています。

というのも、ざっくりいうと「体重が減る」ということには3つの要素があります。

1、体脂肪が減る

2、筋肉が減る

3、体内水分量が減る

ざっくりいうとこの3つです。
なので、「体脂肪を減らす=体重を減らす」だと1/3くらい正解なんですね。

もし皆さんが思っているように、

「体脂肪を減らす=体重を減らす」

なのであれば、ダイエットやボディメイク的には超ポジティブです。

体脂肪が減れば体は引き締まりますので、俗にいうかっこいい(かわいい)からだに近づきます。
なので、体重計に毎日乗って、体重が減っていれば=体脂肪が減っていることになるので、
かっこいい(かわいい)からだに近づくことに直結しますよね。

しかし現実はそんなに甘くはありません。

上記の3つの要素の内、2つがまだ残っています。

2、筋肉が減る

3、体内水分量が減る

この2つを理解することが本当に大切です。
まず「2、筋肉が減る」について少し説明をします。

人体は「体重を落とす」際、上記の3つの手段を用いて「体重を減らす」ということをします。

そして、なぜ「筋肉が減る」のかというと
生命維持という観点ではカラダの中での重要度が低いからなんです。

ここについては話し出すとかなり長くなるので、いつか別のブログで話せればと思いますが、
簡潔に説明しますと

1、筋肉はついているだけで常にエネルギーを消費するが、脂肪は蓄えておいてもそれ自体がエネルギーを消費することはない

2、脂肪を燃やして生み出せるエネルギー量は筋肉(タンパク質)を燃やして生み出せるエネルギー量の2倍以上

ということはどういうことかというと、

「筋肉が多くついていると、たくさんエネルギーを消費するからたくさん食べモノが必要になる」

「脂肪は蓄えておくといざというとき緊急のエネルギー源として使える」

ということです。
大昔は生きるために食料を獲ったり、育てたりして何とか生命を維持していました。
食料はとても大切なものだったんですね。

なので、

「不必要な筋肉は落とし、できるだけ脂肪を蓄える」

その方が、生命維持がしやすいため、カラダはできるだけ
筋肉をおとし脂肪を蓄える方に行こうとしてしまうんです。

 

ここまでくると、カンの良いかたはお気づきかもしれませんね。
そうなんです、ただ体重を減らそうとすると、

「脂肪より先に筋肉が落ちてしまう」

そういう風に人体はプログラミングされているということなんですね。
少し長くなりましたが、
こういった理由から、体重を減らすということは 2、筋肉が減る 事でもあるんです。

続いて3、体内水分量が減るについてご説明します

人体の70%以上が水分であることは皆さんご存知かと思います。
そしてその水分は一定の周期で入れ替わりを繰り返しています。

入れ替わるということは

入ってくるし、出ていく ということです。

入ってくる→水やジュースを飲む

出ていく→おしっこや汗をかく

といった感じですね。ご存知の通りです。

ということは、

「入ってくる量」>「出ていく量」 → 体重が増える

「入ってくる量」<「出ていく量」 → 体重が減る

ということになります。
なので、
体重を減らしたいだけなら、
いっぱい出して、ちょっとしか入れなければ、体重は減ることになります。

そして、この体重の減少方法が、「最も短期間で体重を減らす方法」です。

テレビでたまに、ボクサーが減量しているという報道が出たりします。
大体、3か月前くらいから本格的に減量をはじめますが(※これについてはかなり個人差があります)
最後の1週間くらいで水抜きをします。

さっき言ったように、

出る量を増やして、入ってくる量を減らす

ことで、まさに「絞りきる」わけです。
ちなみに、その道のプロともなると1日で6キロとか落とせるようになります。
(やり方は知っていますが、結構危険なので初心者にはとても教えられませんし、たぶんできません。)

これが 3、体内水分量を減らす という減量手段です。

以上3つの「体重が減る」理由について説明をしてきましたが、
本題にある、皆さんが言う「痩せる」ってどういうことでしょう?

たぶん 1、脂肪を減らす ことが本来の目的ですよね?

でも、2、筋肉を減らす で説明をしたように、
「体重を減らす」ことだけにフォーカスしてしまうと、

筋肉もガンガン落ちてしまう

ということになるんです。

筋肉がなくて脂肪もない状態にまっしぐらというわけです。
コレってイケてますか?

できれば、

「筋肉は残して、脂肪を落としたい」

と思いませんか?
でもこれって「体重を落とす」=「痩せる」の考え方のまま進んでいくと
絶対にたどり着くことができないんです。
人体のプログラムに反することになるので、簡単なことじゃないんです。

でも、できないことはありません。ちゃんと

「脂肪を落として、筋肉は落とさない方法」

はあります。正しい知識と、手段を学び、しっかりと行動することで問題なくできてしまいます。
このブログではその知識や手段を、できるだけ細かくお話ししていこうと思っていますので、
是非みなさんのボディメイクにお役立てくださいね。

今回は本当にあなたは「痩せたい」んですか?というテーマで記事を書きました。
ポイントは2つ。まとめると

1、ゴール設定、「痩せたい」で大丈夫なんだっけ?

2、「痩せる」ってどういうことか理解して、正しい目標を立てよう

ということになります。
このブログを読んでくださったあなたには、
できるだけ最短でボディメイクを成功させてほしいと思っています。

しっかりこのことを理解して、理想のボディを作っていきましょう!

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